JR西日本 三江線 鉄道の旅 後編
宇都井駅で折り返しの列車を待とうかと思ったが、、
次の列車は約2時間後、、
え、、
どうしよ、、
30分ぐらい駅で堪能したし、、
(2016年にも調査してるため)
時間あるしな~、、
隣駅まで歩いてみるか~
石見都賀駅まで(笑)
と、いうわけで、
宇都井駅をあとにします。
駅の前を通る、県道294号線を北上します。
歩き始めて石見都賀駅まで 約8㎞あることに気づくが、
地図上だと近そうに見えて、すぐ着く ぐらいに思っていた。
宇都井駅周辺を出ると、人家はすぐになくなる。
江の川沿いに山の中に入って行きます。
自然の風景は綺麗だな~(´ω`)
三江線の鉄橋が、
山から山へと伸びる巨大な建造物が、ポツンと架かってる。
自然の中にポツンとある人工物。
ミスマッチなのが良い。
出だしは好調!(´・ω・`)
だが、歩き進めると
スマホの電波は4Gから3Gへ、、
しまいには、圏外に!(笑)
半分過ぎた辺り。
道中 写真撮ったり、
暢気に眺めていたり、
立ち止まったりしてたおかげで、
約4㎞で1時間近く使ってしまっていた。
しかも足も疲れ始めていた、、
隣駅の石見都賀駅まで、約4㎞。
しかも残り約30分、、
ちょいとヤバみ(笑)
乗り遅れたらまた2時間待ち!
なんとしても乗らねば!!
と、いうことで、
走ります(笑)
しかし、
リュックを背負い、私服なので、すぐに疲れて歩く羽目に、、
なので、競歩並の早歩きで進みます(笑)
人家がポツポツと現れ始め、石見都賀周辺まで来たんだな~と思ってたら、
道の反対車線を三輪自転車で走るおばあちゃんがいました。
あまりにも漕ぐのが遅いんで、抜いてしまいました(笑)
しかし、緩やかな下り坂となると、
軽く抜き返されました(笑)
そして、おばあちゃんがこっちを見て、話しかけてきました。
お婆ちゃん「中学生?」
自分「?!?!ぇ?(笑)」
「違いますよ~」
お婆ちゃん「んあ?」
「学校帰り?」
自分「違いますよ!(>_<)」
お婆ちゃん「んあ??」
どうやら耳が遠いみたいです。
お婆ちゃん「高校?」
自分「違います!!社会人です!!」
「石見都賀駅までここから近いですか?」
お婆ちゃん「~んぁ?」
自分「駅は近いですか?!」
お婆ちゃん「あー?」
自分「駅です!!電車!じゃなくて列車!!」
お婆ちゃん「あー?」
列車じゃぁ、わからへんかな?
自分「汽車の駅は近いですか?!!」
お婆ちゃん「あー、うんうん、んぁ?」
わかってない(笑)
自分「ありがとうございました!!」
分岐で おばあちゃんと別れる。
手を振ると、振り返してくれました。
なんかほのぼのしてるな~(笑)
と、思いながら、駅へと急ぎます。
江の川に架かる橋を渡り、
人家の密集地へと入ります。
と、後ろから声が聞こえてきました。
??「…りました」
自分「?」
??「ただいま帰りました」
別の人に話しかけてるとかと思いながら、
後ろを振り返ると、
自転車に乗った小さな女の子がこっちを見ながら再度。
女の子「ただいま帰りました」
なんて答えるべきなのか悩みながら、
自分「ぁ、、え、おかえりなさい、、?」
小さな女の子も
若干、はてなマークが出ていたが、そのまま自転車で走り抜いていった。
地元民に間違えられたのか?と思いながら、
とうとう、石見都賀駅へと着きました!(>_<)
17時30分発 の5分前でした。
ちょい時間があるんで、ぱぱっと写真を撮って、列車を待ちます。
石見都賀駅の気になった扉
何故そうなった?(笑)
三次行きの列車は定刻より2分遅れで到着。
2両ある車内は満員です。
石見都賀駅から宇都井駅まではモノの7分で到着しました。
鉄道の速さを感じる良い経験でした。
行き違いの駅、口羽駅で対向の列車を待つがダイヤの乱れで15分遅れ。
単線なんで対向の列車が来るまで、口羽を出発できない、、
対向の列車はいつ来るのかもわからず、ホームに電光掲示板があるわけでもない。
車内アナウンスだけが唯一の情報元だが、遅れてるというだけ。
単線慣れしてないと、なんかもどかしさを感じてしまう、、
広島自体が単線王国ですがね(*´・ω・`)
そもそもそんなせっかちさんは この地にいないんで、それで良いのかもしれません。
そんなこんなで三次駅に着く頃には真っ暗になっていました。
そして、2018年4月1日
ついに廃線となりました。
駅やら路線、踏切は柵で封鎖されました。
気が向いたら、その現状を調査したいと思います。
今までお疲れ様でした、、
ありがとう、三江線